KATANAがマイナーチェンジ!

2022年2月・・・

KATANAがマイナーチェンジ、新型に・・・

デビューして3年が経過

新基準の排ガス規制に対応

GSX-S1000が新型になる情報を知ったとき、ベース車両が新型になるから、KATANAも新型になるよね???

それは・・・どんな感じかと・・・


そしてGSX-S1000が新型発表


中身はかなりの変更が・・・

更に外装が一新!!!


ステルス戦闘機をイメージした個性的なデザイン!!


自分的には、GSX-S1000先モデル・新型モデル、共に好きなデザインです!(ハイ)


所で、じゃあKATANAは、一体どうなるの???

と気になっていました

とても・・・


そして新型KATANA発表

マットブルー&シルバー

あれ???

シルバー???

グレー???じゃなくて・・・


シルバーは日本専用色だそうです

(いや~~~正直ホッとしました)


KATANAのこのデザインがとても気に入っているので(笑)


令和のKATANAはデビューして3年経つのに、いまだに話題にことかかない・・・バイク

昭和のカタナもデビューした時もそうでしたね!!


せっかくなので、ご存じの方も沢山いるでしょうが、ウンチクを語ります・・・

いや・・・語らせてください(笑)


今から・・・・


約43年前


1979年GSX1100Eが発売


「世界最速・最高性能」と国内外のモータージャーナリストに高評価

しかし・・・デザインが不評・イマイチと・・・


そんな折、ドイツのバイク雑誌企画で、各メーカー対象のデザインコンペが行われ、

スズキ関係者の目がクギヅケになったのが、ターゲットデザイン社の

「レッドラプター」(赤い猛禽類)


ターゲットデザイン社に車両デザインをオファー

ヨーロッパデザイン1号車「ED1」と呼ばれた、GS650G


シートやサスペンション等にオレンジが採用されたのは、日本の神社の鳥居の鮮やかさにインスピレーションを受けた・・・

ようです!!



そして、GSX1100Eベースで「ED2」がスタート! 

1980年春

スズキ社内でカタナのプロトタイプ(クレイモデル)が公開され、そのデザインに大勢のスタッフが衝撃を受けたそうです

そして、その年のモーターショー(ケルンショー)に出品

「ケルンの衝撃」と呼ばれ、華々しくデビューを飾りました

皆さんが良く知るGSX1100Sカタナはこちら



しかし、プロトタイプは、スクリーンが無く、ヘッドライト上部カウルが黒く、シートカウルはシートよりも高く、シートも短く、マフラーは右一本出しの集合タイプ・・・


令和のKATANAはまさに、このプロトタイプイメージではありませんか?

じゃぁハンドルは???

これは、令和KATANAがGSX-S1000ベースだからですね!


ならばGSX-R1000Rベースで作れば?・・・


そこはGSX-S1000が誕生した理由にもあります

2000年~2005年にかけて国内外でスーパースポーツブームがありました

排気量は1000cc
パワーは150馬力以上
レッドゾーンは12000回転前後
レプリカブームの時よりも更に低く近くなったハンドル、シートもより上方にはね上がってます

もはや、公道では無く、サーキット等、クローズドコースを重視したモデルになり、万人向けとはいいがたいバイクに・・・


そこで、スーパースポーツの加速感・高揚感を味わえ、公道で誰もが気軽に楽しめるモデルがデビュー!! 

それが、GSX-S1000です

では、イチからKATANAを作れば・・・

いやいや・・・

それでは、GSX1100Sカタナのオマージュにならない

この辺りから、個人的な推察・憶測が入りますが・・・


新型KATANAデビューに至る
*外部デザインのオファー
*市販済モデルベース
*プロトタイプイメージデザイン
*オプションパーツを使用した「ED1」イメージ
(当時、GS650G・GSX1100S共にカタナ)
*ケルンでのモーターショーデビュー(ケルンの衝撃再び)
*日本国内のみの販売ですが限定 赤KATANA「レッドラプター」イメージ

全てが、壮大なオマージュなんだと思います(オマージュは再販という意味ではないです)


GSX1100Sカタナファイナルエディションが発売になる時に、スズキの方が
「これが20世紀最後のカタナですね」と、
「えっ、って事は、新型出るの?」と聞いたら
「アッ・・・いや、新型になるのであれば、この先空冷は厳しいでしょうし、フレームも含め足回りも・・・ね」と、
「えっ・・・いつ!いつ??」と聞くと
「・・・とにかくこれが、このモデルのファイナルです」
と・・・
そのまんまの回答しか得られない会話をしたのを覚えています(笑)


スズキ1000周年を迎える前に、新型KATANA

100周年迎えた後に、新型ハヤブサデビュー!

こんな流れですかね~~


余談ですが、「西部警察」の中で、舘ひろしさんが、黒のGSX1100Sカタナに乗っていますが、舘ひろしさんが「もっと短く・シャープに見せたい!」とのオーダーで、シートレールをカットしてシートも短く、プロトタイプ並みになっています


あっ!!!
そう・・・!!!

散々語りましたが、昭和のカタナと令和のKATANAの一番の違いは・・・


昭和のカタナは、ドイツ人のデザイン

令和のKATANAは、イタリア人のデザイン

時代は違えど、ここが一番の違いじゃないでしょうか?(笑)


(これまでの長~い話はなんだったんだって・・・だから、語りたかったんだってばぁ!)


とにかく、新型KATANAの新型(令和4年2月25日発売予定)

いいなぁ~~~・・・

う~~ん、よもやよもやだ(笑)ウム!

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